旅とは歩くこと、日本を知ること
若い方に向けて 旅とは歩くこと、そして、日本を知ること
若い世代の方に旅してほしい場所の一つとして、京都の北山があります。
JRの京都駅から、北山方面のバスが出ており、高尾、栂ノ尾あたりまでは、道も整備され、車も多いし、観光客も多いのですが、そこから先は、殆どが地元の方だけ。
しかし、その先、急に道が狭くなってくるあたりに、川端康成氏の古都の舞台の一つにもなった、山城中川を中心にした、北山杉の世界があります。
一昔、いや、かなり昔になりますか、杉御殿が建ったというような伝説が残るほどの立派な杉の林ですが、外材の流入と建材の変化で、山持ちの方は、税金を納めるだけの現状。
そうした道を、敢えて中川位でバスを降りて、周山街道を歩いて頂きたいのです。
夏場は結構きついと思いますし、峠は厳しいので、しっかりとした準備が必要ですが、この道を通り、若狭からの魚類も京都市内に入ってきたという周山街道。ここには、古き良き日本の姿がほぼそのまま残されています。
決して観光旅行とは言えませんし、観光地にもしたくありませんが、若い方に京都の外れにも、こういう場所もあるのかという意味でも、歩いて街道を辿り、日本の国というものを考えて頂ければと思います。